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六星占術をよく知っている方でも、「霊合星」という言葉だけで、実際にどういう人が該当していて、どんな特徴があるのかなど、詳しく理解している方は少ないようです。今回は、サイトへのリクエストも多かった霊合星について、基本的な話から、気になる「霊合星と大殺界」の話まで、解説していきます。
「六星占術」では、みなさん土星人、金星人、火星人、天王星人、木星人、水星人の6星人のどれかに該当します。その中で、生まれ年の干支が〈停止〉に当たる人が、霊合星人となります。
霊合星人は、自分の運命星だけでなく、対局にある星の気質や運気の影響も受けるので、複雑でとらえどころがありません。
木星人(-)霊合星の場合、メインは木星人(-)の性格や運気ですが、サブが向かい合う金星人(-)なので、その性格や運気も入り混じってくるのです。
コツコツ地道な木星人と自由奔放な金星人が入り混じっているとなれば、他人は理解しづらく「気難しい」と言われてしまうのも、しようがありません。
「細木数子六星占術」では毎日の運気をグラフで見ることができます。
木星人(-)と木星人(-)霊合星のグラフを比べて見てみましょう。霊合星のほうが、グラフの動きが大きいことがわかります。
二つの運気を併せ持つ霊合星の場合、メインの運気が〈再会〉 〈財成〉〈安定〉のとき、サブの運気も〈種子〉〈緑生〉〈立花〉と、好運気同士で、6星人の好運気以上に大きな好運気となります。逆に、運気の悪いときは、極端に悪くなってしまうので、注意も必要です。
そういったことから、振り幅の大きい人生を歩みやすいのも霊合星の特徴なのです。
2つの星人の運気が関係するなら、霊合星の大殺界はどうなってしまうのか。心配になりますよね。
まずは霊合星人の運気をみてみましょう。
整理すると霊合星人の運気は上記のように6種類になるわけですが、これを見ると極端にいい時期と極端に悪い時期、そして矛盾した二つの運気が混じり合っている時期の3種類となります。
まずは極端に悪い時期「大殺界」。
なかでも〈減退〉⇔〈乱気〉は大殺界と中殺界の組み合わせ、〈健弱〉⇔〈陰影〉は小殺界と大殺界の組み合わせとなるため、通常の人の大殺界よりもさらに悪くなることを意味していると言えるでしょう。
もう一つ特徴的なのが〈停止〉⇔〈達成〉の時です。メインが〈停止〉の場合、通常の星人だと大殺界ど真ん中になるのですが、霊合星人の場合、良くない運気ではあるものの、いいことも起こるというのがこの運気なのです。
こういった意味でも霊合星人は浮き沈みが激しく、運命にもてあそばれやすいと言えるでしょう。
羽生結弦選手、浅田真央さん、荒川静香さんと言えば、誰もが知るトップスケーターでメダリスト。実はこの3人、霊合星人なんです。
そして、次なるフィギュア界のスターとして注目の紀平梨花選手も、なんと霊合星人。オリンピックが楽しみになりますね。
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