あなたと親との相性から、家族との上手な付き合い方、本当に親が喜ぶ事、仲良くするコツなどアドバイスします。

夫婦の相性から、相手の言動の真意など解説します。

結婚すると避けては通れない「嫁姑問題」。対応を間違えると、先々まで遺恨を残す事にもなりかねません。星人別の対応を知って、より良い関係を築きましょう。

ご自身も嫁であり姑でもあるかおり先生に、嫁姑間で気を付けていることを伺いました。

• ある程度の距離感を持っておく

  息子が結婚後は、息子に対しても距離感が変わりました。
  新たな家族を持ったということで、プライベート空間には、よほどの用がない限り行きません。外食に誘ったりはしますが、強制はしません。強制感が出ると良くないので、何事も聞いてからしています。
  嫁に対して、粗さがしから始める人が多いんですが、姑の方から心を開いて、何でも言える関係を作っていくことが必要です。
  実の親子のように全く気を遣わないでいられるかと言われたら、それは難しいですが、何かあったときに聞きやすい状態にしてあげるなど、環境づくりをするのは姑の役目だと思います。関係がうまく保てないのは、姑側にも問題があると感じます。

• お嫁さんに頼る

  極力頼るようにしています。母親でもありますが、おばあちゃんのつもりで、「もう少し私を助けてほしい」と頼ったりお願いしたりするようにしています。
  「これやっといて」「あれも出来るようにならなきゃダメよ」と上から言うのではなく、「これお願いしてもいい？」という形です。言い方ひとつで変わりますよ。
  同居の場合に多いのですが、同じ家族でも一世帯ごとのくくりは明確にした方がいいと思います。
  息子の母親ではあるけれど、私が息子の世話する立場はもう引退して、後はあなたにお任せしますねということで、お願いすることにしています。

• 孫との距離感

  ついかわいいので、何でもやりたくなってしまいますが、やりすぎてもいけません。しつけの邪魔になるようなことは避けるべきで、お嫁さんの教育に口を出してはいけません。
  また、うちの母は直接子どもにお金を渡すことはありませんでした。そこは気を付けていたと思います。
  親が知らないところで孫に直接お金を渡してしまうと、何を買ったか、誰に貰ったかを親が把握できなくなってしまいます。それは一番よくないこと。まずは親に渡して「これが欲しいと言っているから、買ってあげてね」としていました。

• 何かをするときは息子ではなく、嫁を通して聞く

  家族行事の日程調整なども、嫁姑でやりとりした内容を息子に伝えてもらう。息子の予定を聞くときも、本人ではなく嫁を通して聞く。
  お嫁さんの立場は、ちゃんと認めてあげないといけません。認めたうえで、直すべきところがあれば、そこを指摘するのはいいと思います。まずは「嫁」ということをしっかり認めてあげることが大事です。