同じ星人でも印象が違うのはなぜだろう
娘の友人5人のうち、3人がなんと同じ「木星人」。しかも生まれ年まで一緒だったので、結果はそろって「木星人プラス」でした。
すると当の本人たちが、「いや絶対私はあの子と一緒じゃない」「性格が全然違うのに、同じにしないでほしい」と言い出したのです。
仲の良い友人同士なのに、まるで似たもの扱いされることを嫌がるような、微妙な空気が漂いました。
面白いのは、調べるまでは誰も「自分たちが同じ星人だ」とは思っていなかったという点です。
それなのに結果はぴったり一致していて、「では共通点はどこにあるのだろう」という話で盛り上がりました。
「同じ星人なのに、全然性格が違うのはどういうことですか?」という質問は、以前からたくさんいただいています。
同じ星人であっても、育ってきた環境やこれまでの経験によって、星人性質の表れ方は少しずつ違ってきます。
本に書かれている特徴はいわば「ベース」であって、それがそのまま素直に出ている人もいれば、環境の影響で別の形に変化している人もいる、ということなのです。
また、自分の本来の性質に、本人自身が気づいていないこともあります。長所として書かれている部分を「私はそんなタイプじゃない」と否定してしまうと、かえってその良さをうまく発揮できないままになってしまうかもしれません。反対に、一度は素直に受け止めてみることで、これまで見えていなかった自分の一面に気づけることもあるはずです。
大人になると、周りから率直に指摘してもらえる機会は、自然と減っていくものですよね。だからこそ「自分ではこう思っていたけれど、実はこう見られていた」という気づきをもらえるところに、六星占術を読み解く価値があるのではないかと感じています。
パッと見の印象だけで「この人は絶対〇〇星人っぽい」と思っても、実際には違う星人だった、ということも珍しくありません。これは見る側の経験値によるところが大きく、本をじっくり読み込んだり、その人と時間をかけて関わったりして初めて、性質の出方が見えてくるものなのでしょう。
プラスとマイナスは、良い悪いの話じゃない
もうひとつ、みなさんが誤解していると感じたのがプラスとマイナスの違いです。同じ星人でもプラスとマイナスに分かれるため、「私は木星人の悪い方で」と言う方もいらっしゃるんですが、プラスが良くてマイナスが悪い、という話では決してありません。
星人としての性質のベースはあくまで同じで、あえて違いを言葉にするなら、プラスの人は性質がそのまま素直に表れやすい「王道」タイプ、マイナスの人は少しひねりを加えた形で表れやすいタイプ、といったイメージに近いのだと思います。「あの人、ちょっとつかみどころがないな」と感じる相手は、もしかするとマイナスの傾向を持っているのかもしれませんね。
おわりに
六星占術を「当たる・当たらない」だけで判断してしまうのは、なんだかもったいない気がしています。同じ星人でも育った環境によって性質の出方は変わりますし、自分自身の本質にまだ気づけていないことだってあります。大切なのは、書かれている内容を一度は素直に受け止め、良いところはさらに伸ばし、直したいところとはきちんと向き合っていく姿勢なのだと思います。
最近になって自分の星人を知ったという方も、周りに増えてきました。この機会に、あらためて本を開いて、自分自身や身近な人の性質を少し深く読み解いてみませんか。