クソリプってなんだろう
クソリプとは、SNSの投稿に対して送られてくる、迷惑だったり不快だったり、的外れだったりする返信を指すネットスラングです。アンチコメントや誹謗中傷といった意味合いで使われることもあります。
正直に言うと、そんなことを打っている暇があるなら他にやることがあるだろうと感じてしまいますし、単純にくだらない行為だなと思っています。
私自身のクソリプ体験
実は私も、SNSでクソリプをもらったことがあります。普段はあまりエゴサーチをしないので詳しくは把握していないのですが、スタッフから「こんなコメントが来ていました」と教えてもらうことが結構あります。最近だと、ある作品が配信された後、インスタグラムに「死んだ方がいい」といった言葉が届いたこともありました。
SNSを始めたばかりの頃や、テレビの初出演のときなどは、こうしたコメントに結構へこんでいました。くだらないことだから気にしなくていい、という気持ちはどこかにあるものの、やはり言われて嬉しいものではありません。「そんな風に思われているんだ」と、悲しくなることは当然あります。
そもそも、そういうことをする人の神経が私には理解できません。誰かに対してそういう感情が湧くこと自体は、個人の自由だと思います。ただ、それをあえて本人に伝わる形でコメントするというのは、相手がそれを見たとき、読んだときにどう感じるかを想像できていない証拠だと感じてしまいます。最近は、そうしたコメントも少しずつ流せるようになってきました。
なぜ心ない言葉を送ってしまうのか
最近あった実例として、子供が生まれたという報告への投稿に「産めない人の気持ちを考えていますか」というコメントがつき、話題になったことがありました。なぜこういうことが起きてしまうのか、私なりに考えてみました。結局のところ、心にゆとりがないんだと思います。結婚式など、幸せな出来事をSNSに投稿する人は多いですが、その幸せな時間や風景を見て素直に喜べない人は、心に余裕がないのかもしれません。
人を恨んだり妬んだりする感情自体は、人間だから仕方のない部分もあると思います。むしろ、そうした感情が湧くということは、自分もその幸せを求めていることの裏返しでもあるはずです。ですから、ある意味で一つの気づきになっているとも言えます。誰かを羨んだり妬んだりしてしまうときは、一度なぜ自分がそういう感情になるのかを冷静に考えてみるといいのではないでしょうか。
例えば、結婚報告に対して心ない言葉を入れてしまう人は、本当は自分も結婚したいのにできない、という気持ちが相手への感情としてあらわれている場合があると思います。だとすれば、それは「自分は結婚したいんだ」と素直に認めて、そのためにどんな努力をすべきか、何を改善すべきかを考える時間に使う方が、よほど有効だと感じます。
アドバイスと余計な一言の境界線
一方で、善意やアドバイスのつもりでコメントしている可能性もあるのかな、と思うことがあります。では、アドバイスと余計な一言の違いは何でしょうか。私はそもそも、SNS上でやるべきことではないと思っています。本当にその人のことを思ってのアドバイスなら、直接伝えればいいはずだからです。公開の場に書き込むのは、いわば公開処刑のようなもの。本当にその人のことを考えているのか、私は疑問に感じてしまいます。
SNS上では、会ったこともない人から意見されることも珍しくありません。どんなアドバイスをしたとしても、最後まで責任を取ってくれるわけではないんです。もちろん、厳しいコメントの中にも、こちらの気づきになるものはあると思います。ただ、人を傷つけるようなコメントを入れることとは違いますし、本当にその人を思うなら、知り合いであれば直接伝えてあげた方がいいのではないでしょうか。
余計な一言にならないために気をつけていること
逆に、私自身がアドバイスをする機会も多いのですが、余計な一言にならないように気をつけていることがあります。それは、相手が何を思い、何を感じているのかを、こちらがきちんと把握することです。相手のことを理解しないまま偉そうに物を言うから、余計な一言になってしまうのだと思います。相手の環境をしっかり聞いた上で意見するためには、聞き上手になることが非常に重要だと感じています。
具体的には、その人が何に悩んでいるのかをまず聞くようにしています。いろんな人を見てきているので、聞かずともなんとなく察しがつくこともあるのですが、それでもまずは相手の話を聞くことが大切です。自分の想像や思い込みだけで判断せず、しっかり話を聞いた上で、自分なりの的確なアドバイスを返してあげる。これが私なりのやり方です。
アドバイスされた側は、それを素直に受け取れるものなのでしょうか。それはやはり、真剣度次第だと思います。この人は本当に自分のことを思ってくれている、という愛情を感じられれば、どんなに厳しい言葉であっても最終的には受け入れられるものです。すぐには納得できなくても、心のどこかに残っていて、いつか思い出す日が来ると信じています。人の相談に乗るときは、全身全霊でその人のことを考えて言葉を発することが大切だと思っています。
心ない一言への対処法
そうはいっても、身近な人から心ない一言を受け取ってしまうこともあります。そういうときの対処法は、真に受けないことです。「右から左に聞き流す」です。
そういうことを言ってくる人は、そもそもその相手に対する敬意もないでしょうし、聞くスタンス自体が最初からできていないんだと思います。そんな相手に時間をかけたり、無駄なことを聞き入れたりする必要はありません。右から左へ流す術を、自分で身につけるしかないんです。
聞き流していることに気づかれてしまうのではないか、と心配になる方もいるかもしれません。でも、気づかれてもいいと私は思っています。そもそも敬意もなく、聞く気もない相手なのですから。自分が尊敬できない人の話には、耳を傾ける必要はないのではないでしょうか。
まとめ
余計なお世話もクソリプも、右から左に受け流す。これが私なりの結論です。そのくらい強いメンタルを持っていないと、これからSNSを活用しながら生活していくのは難しいのではないかと思っています。