親の背中を見て子は育つ
子どもは親のことをよく見ています。お母さんが自分の感情で子どもに当たってしまったり、感情的になって叱れば、子どもは傷つきますし、先々お母さんのことを軽蔑するようになります。小さいうちは分からないかもしれませんが、心の傷や感情というものは残るので、大きくなったとき、「うちの親はこうだったな」と理解するようになります。なので、そこは気をつけないといけません。
自分も出来ていないのに注意ばかりしていると、徐々に子どもが成長していくにつれ「自分はやってないじゃん」「自分は出来てないのに、何言ってんの?」となってきます。しっかり自分もやるべきことをやって、子どもに物を申すとか、自分も出来ないけれど、「こういう風にしたほうがいいよね」という言い方に変える等していったほうがいいです。
ご自身に何か足りない部分があるとか、ものの言い方に気を付けないといけないというようなことがあれば、今一度ここで振り返って、自分自身を律して子どもと接してみてください。
「自分の行動は子どもの目にも映るし心にも残る」ということを心得ながら生活すべきだと思います。
上の子を褒めて育てる
兄弟げんかが激しいとか、2人目が生まれた途端に上の子どもが変わってしまった、反抗期になってしまったということを聞くこともあります。上の子をしっかり褒めて愛情たっぷりと優しく育ててあげれば、それを下の子も見ていますし、そうすることによって上の子は愛情に満足し下の子にも優しくなれます。
「お姉ちゃんなんだから、お兄ちゃんなんだから、これは出来て当り前でしょ」と言いがちですが、
いくら歳は上でも子どもは子どもです。そこは一人一人に目を向けて育ててあげないといけません。
家族仲良くをテーマにするのであれば、上の子を褒めて伸ばして育てるということはとても大切なことです。
うちの場合は3人子どもがいますが、一番上が男、その後女の子が2人なので、特に上の男の子の場合は、長男としての意識を持たせるということと、お兄ちゃんを頼るような妹たちになってほしいと思っていたので、上の子をしっかり褒めるようにしました。そして下の子の前で上の子を馬鹿にするような怒り方は絶対にしない。2人だけの時に指導するというようなことを心掛けてきました。
下の子より劣っているじゃないと言い続けてしまうと、「お兄ちゃんダメなんだ」と下の子が上の子を馬鹿にするようになってしまいます。そうすると大人になった時に、いい関係を築くことができなくなってしまうので、
上の子にものを伝えるときは、子どもにもプライドがあるということを忘れずに、人がいないところで注意してあげることも大切です。
育児は育自
子どもが生まれて初めて父親・母親になるわけです。ですから子どもが小学1年生になれば、親もそこで初めて小学1年生になる。子どもと親は共に成長していくものということを心得ておいてください。
親も人間ですし、子育ては初めてのことなので、子どもと一緒に成長していきます。「自分は親だからこうしなきゃいけない」と、頑張りすぎて自分を追い詰めすぎると、子育てに疲れてしまいます。少しリラックスして共に成長していければいいなという考え方を持って育てることはとても大切です。
あまり焦らず、
子どもとともに一段一段ステップを上がっていくつもりで子育てを楽しむということでいい関係が築けていけると思います。
子どもを持って幸せだと思う気持ちがあるなかで、いろいろな悩みに直面することがあると思います。
そんな時はこの3つの言葉を思い出して、今しかない時間を楽しく過ごしていただければと思います。
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